新宮市立医療センター: 泌尿器科

泌尿器科

更新日: 2024年4月11日

診療科の特色

新宮市立医療センター泌尿器科は現在２名の医師で構成されており、新宮市、東牟婁郡および三重県と奈良県の一部の基幹病院として泌尿器科疾患全般の診療をしております。和歌山県立医科大学泌尿器科で作成された泌尿器科治療マニュアルをもとに、治療および治療後フォローを行なっておりますので、和医大と治療方針が同じ診療を提供することができます。

外来診察は月曜日、火曜日、金曜日が終日、木曜日は午後に行なっており、泌尿器科救急疾患に対しては時間外でも対応しております。手術日は水曜日と木曜日です。１日外来患者数は約50名、年間入院患者数は約300名、年間手術件数は約150件です。大きな手術については、当院泌尿器科医師２名に加え、医大あるいは医大関連施設より応援医師を招請して３名で施行しております。地域の皆様には安心して治療に専念していただくことが可能です。

これまで当院では尿路結石の治療としてはESWL（体外衝撃波結石破砕術）だけでしたが、2020年秋からHo-YAGレーザー導入に伴い、TUL（経尿道的尿路結石破砕術）も行うことができるようになりました。TULは結石を内視鏡で直接確認してレーザーで砕石するので、砕石の確実性があがり、同時に破砕した結石を摘出することが可能となりました。ここ数年においては年間５０件程度のTULを行なっています。今後もニーズに合わせて新しい治療法を導入していきたいと考えています。

当科ではスタッフ一同、多くの患者さんから「ありがとう」と言っていただけるように一生懸命、全力投球で診療を行なっており、患者さんに最良の医療を提供できるように今後も努力してまいります。泌尿器科のご病気でお困りのことがあれば、ぜひ当科を受診してください、いずれの疾患に対しても真摯に対応させていただきます。