耳鼻咽喉科

更新日: 2022年6月 2日

診療科の特色

平成17年6月より当科は非常勤となり、週4回(月水:午後、火木:午前)の診療を行っています。もし入院や手術が必要な場合は近隣病院(耳鼻咽喉科常勤体制)に紹介いたします。和歌山県立医科大学附属病院医師が担当しています。

診療内容・実績など

耳、鼻、舌、口腔、咽頭、喉頭、唾液腺、頸部、甲状腺などの耳鼻咽喉科・頭頚部外科疾患一般の診断および治療を行なっています。

めまいに関しては平衡機能検査や画像検査を用いて中枢性もしくは末梢性めまいの鑑別、治療を行なっています。甲状腺ではホルモン検査、甲状腺エコー、甲状腺CT、甲状腺シンチさらに針生検などの検査を行い、腫瘍など外科的治療が必要な場合は近隣病院に紹介しています。

睡眠時無呼吸症候群の疑いのある方については、外来にてアプノモニター検査を行い、治療の必要性を判定しています。外来では電子スコープの導入により、鼻腔・咽頭・喉頭疾患について患者さんに画像を見ていただきながらの説明が可能となりました。また補聴器の特殊外来を設け、補聴器の調節などを行なっています。

主な検査

  • 標準純音聴力検査、特殊聴力検査(脳幹聴性反応)
  • 電子ファイバースコープ検査(鼻腔、咽頭、喉頭)
  • 平衡機能検査(めまい)
  • 鼻咽腔細菌学的検査
  • チンパノメトリー(滲出性中耳炎など)
  • 味覚・嗅覚検査
  • アレルギー検査(花粉症など)
  • 顔面神経検査
  • 鼻腔通気度検査
  • 各種CT、MRI、シンチ
  • 唾液腺造影検査、唾液腺生検
  • アプノモニター(終夜睡眠ポリグラフ)

紹介先病院

和歌山県立医科大学附属病院、社会保険紀南病院、和歌山労災病院など和歌山県下の耳鼻咽喉科医師常駐の病院、あるいは患者さんの希望される病院

主な対象疾患

  • 耳疾患: 外耳炎、中耳炎(急性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、滲出性中耳炎など)、めまい(メニエール病など)、難聴(突発性難聴など)、耳腫瘍、耳外傷、補聴器適応
  • 鼻・副鼻腔疾患: 鼻アレルギー、副鼻腔炎、嗅覚障害、鼻・副鼻腔良性および悪性腫瘍(上顎癌など)、 鼻外傷、鼻出血、鼻中隔彎曲症
  • 顔面疾患: 顔面外傷(上顎骨折、頬骨骨折、眼窩底骨折など)、顔面神経麻痺
  • 舌、口腔疾患: 舌癌、口腔・口腔底の良性および悪性腫瘍(歯原性を除く)、口腔白斑症、舌炎、 口内炎、味覚障害、睡眠時無呼吸症候群、口内乾燥(シェーグレン症候群など)、 舌痛症、嚥下障害
  • 咽頭、喉頭、気管疾患: 咽頭癌、喉頭癌、扁桃疾患(扁桃炎、病巣扁桃)、声帯ポリープ副咽頭腫瘍、咽喉頭 異常感症、喉頭外傷
  • 唾液腺疾患: 耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍、唾石、唾液腺炎、シェーグレン症候群、口唇粘液のう胞、 ガマ腫
  • 頚部疾患: 甲状腺悪性および良性腫瘍、頚部リンパ節疾患、悪性腫瘍頚部転移、頚部のう胞性疾患 (正中頚のう胞、リンパ管腫、側頚のう胞、ガマ腫)、上皮小体腫瘍、神経系頚部腫瘍
  • 音声・言語疾患: 音声障害(声がれ)、反回神経麻痺、言語発達遅延、構音障害

診療スタッフ

和歌山県立医科大学附属病院医師 非常勤医師

 

ページトップへ戻る