更新日: 2023年5月25日

看護部

外来

外来には、4つのブロックと血液浄化室があります。
お互いに協力し、各々の特色に応じた看護の取り組みをしています。

2023年年度 外来目標
  • 病棟と連携し、質の高い外来看護を提供する
  • 看護手順、業務手順に沿った安全・安心な看護業務を実践する

外来1ブロック

外来1ブロックは、内科、外科、循環器科、脳神経外科、脳神経内科の診療科と、外来全体の「点滴室」「外来化学療法室(外来治療室)」を担当しています。

近年、入院期間は短期化し、治療や検査を外来で行うことが増えています。医療度の高い患者さんでも安心して外来で治療が受けられるように、また療養をしながら少しでも質の高い生活を維持できるようにお手伝いすることが外来看護師の大切な役割であると考えています。

院内の各分野の専門スタッフだけでなく、地域の開業医先生方、訪問看護、介護職のみなさんと協力し患者さんを支援しています。

糖尿病患者さんへの療養指導について

日本糖尿病療養指導士の資格を有する看護師が個別に療養相談、指導を行っています。
また、糖尿病による足病変の予防とケアに ついての指導も行っております。

外来化学療法室外来化学療法室
医師・薬剤師らと連携しながら安全な治療が提供できるよう管理 しています。また患者さんからの療養のご相談にも直接対応しています。遠慮なく声をおかけください。
リラックスして治療を受けられるよう、笑顔で患者さんをお迎えしています。

外来2ブロック

外来2ブロックは、整形外科、放射線科・内視鏡光学部で構成されています。

整形外科
整形外科の患者さんは骨折や関節の変形、脊椎の疾患で手術や治療を受ける方が多いです。患者さんに安心して診察・検査・治療を受けていただけるよう、丁寧な説明を心がけています。
放射線科・内視鏡光学検査部門
休日・夜間も24時間呼び出し体制を取っており、急性心筋梗塞に対する心臓カテーテルや消化管出血に対する内視鏡治療など、救急部と連携し、迅速に対応しています。また消化器内視鏡技師資格を持った看護師を中心に、より専門性の高い技術を提供できるよう、技術・知識の向上に努めています。
患者さんに安心して検査・治療を受けていただくため、常に患者さんの立場に立ってサポートするよう心がけています。

外来3ブロック

外来3ブロックは、小児科、呼吸器外科・心臓血管外科、歯科口腔外科、皮膚科、麻酔科、耳鼻咽喉科(非常勤)、形成外科(非常勤)の診療科と、外来全体の採血室を担当しています。

私たちは、常に笑顔で、第一印象を大切にし、患者さんに安全で、安心していただける看護を提供することを目指しています。

患者さんが満足して診療を終えることができるよう、他部門と協力して円滑な外来診療が行えるよう心がけています。

外来4ブロック

外来4ブロックは、産婦人科、泌尿器科、眼科の診療科を担当しています。

産婦人科
近隣に分娩施設が少ないため、里帰り分娩をはじめ、多くの妊婦さんが来院されます。待合室は、ヒーリングミュージックを流し、妊婦さんとお腹の赤ちゃんにリラックスしていただける環境を提供しています。
助産師外来
妊産褥婦さんが安心して子育てができるようにケアを提供しています。
週に1回、完全予約制です。
【問い合わせ】産婦人科外来・4階病棟 内線:8076(病棟師長)
泌尿器科
新宮近隣だけでなく、奈良県や紀南地方からも多くの患者さんがいます。患者さんのプライバシーを守り、在宅指導も行っています。
眼科
眼科の検査は、専門の眼科検査員が行います 。

血液浄化室

血液浄化室は、3階の東に位置し30床のベッドを有しています。
透析技術認定士、腎臓病療養指導士、CAPD認定指導看護師の資格を持ったスタッフが常駐し、医師、臨床工学士と協働し、血液透析・腹膜透析などの管理を行っています。

保存期腎不全患者には、腎代替療法(血液透析・腹膜透析・腎移植)についての説明を看護師が行っています。また、教育入院を実施し腎不全の悪化予防に努めています。

当センターは地域の透析医療中核施設としての役割を担っており、新宮市、東牟婁郡のほか本宮町(田辺市)や奈良県、三重県南部の広域に渡り、他の医療機関と連携を図っています。また地域や行政と連携した防災対策に積極的に取り組んでいます。

ベッド※当センターでは、旅行などの臨時透析については対応しておりません。

 

中央手術室

中央手術室手術室の診療科は外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、産婦人科、呼吸器・心臓血管外科、歯科口腔外科、形成外科、腎臓内科、眼科など計11診療科の手術を行っています。

手術は、入院での手術、日帰りでの手術の対応をしています。2022年度は1643例の手術が行なわれました。麻酔の内訳は、全身麻酔553件・脊椎麻酔293件・局所麻酔797件となっています。

スタッフは、麻酔科医師1名と、看護師12名です。手術室は6室あり、陰圧空調・クリーンの部屋も設備しています。

看護部私達は、患者さんの不安や恐怖心を少しでも和らげることができるように、手術前に病室を訪問して麻酔や手術に関する説明をさせていただいています。
また、手術後にも病室に伺い、患者さんのお声をお聞きして、私達の看護を振り返り、安全・安心・安楽な看護が行えるように取り組んでいます。

中央材料室

中央材料室は、業務委託となっています。スタッフ7名で、院内で使用する医療器材・器具の安全な供給・管理を行っています。

2023年度 中央手術室目標
  • 周手術期の患者に対し、手術室看護師として質の高い看護を提供する
  • 手術室の安全と効率化を踏まえた業務改善を行い、評価する

3階(HCU)病棟

HCU病棟のイメージ3階(HCU)病棟は、HCU(高度治療室)と救急外来を担当する部署です。
HCUは、2022年4月に開設されたばかりなので、施設内部は新しく最新の医療機器を使用しています。

当部署は、師長含め22人の看護スタッフが在籍しています。スタッフは、HCU5床を日中3人、夜間2人で担当しており、一般病棟に比べ手厚い看護体制となっています。救急外来では、24時間、看護師2人体制で看護しています。

主な看護業務

主な看護業務HCU:高侵襲の手術患者看護、呼吸器や補助循環装置を使用する患者看護、緊急入院した重症患者看護など。
救急外来:救急搬送後の患者看護、院内急変時の応援対応、救急処置が必要な患者の看護、救急に関する電話相談など。

看護スタッフの声

HCUでは急性期看護を学べ、自分のスキルアップにつながりました。急性期を学びたい看護師には適した環境ですよ。(卒後6年目 男性)

しっかり知識を得て適切に対応しないといけない、看護の厳しさや責任感を日々感じています。人間としても成長できる部署だと思います。(卒後18年目 女性)

HCUは、丁寧に患者さんの声を聴き、その人に必要な看護を考えることが できる部署です。(卒後13年目 女性)

スタッフ一同、患者さんの回復を何よりの喜びとしチームワークよく元気に頑張ります!

2023年度 3階(HCU)病棟目標
  • 重症患者へ質の高い看護を提供する
  • 自部署の業務を見直し他部署の業務を支援する

4階東病棟

看護部4階東病棟は、産婦人科、内科、小児科、歯科口腔外科、眼科、整形外科の混合病棟です。

産科は、看護協会認定資格を取得した助産師が中心となり妊産褥婦のケアや指導を行っています。母親学級や授乳相談、マタニティヨガ、産後ケアなど母子に寄り添った看護を目指しています。

小児科は他院からの紹介や近隣地域の小児患者さまを受け入れています。内科は内視鏡検査・治療や化学療法など様々な疾患の患者さま、眼科はおもに白内障手術、歯科口腔外科は抜歯や腫瘍切除などの手術を行っています。

整形外科はリハビリを中心とした患者さまの社会復帰への支援を行っています。

新生児から老年期まで幅広い年齢層で様々な疾患の患者さまが安心して治療が受けられる環境づくりと患者さまとご家族さまの思いを大切に日々看護しています。

2023年度 4階東病棟目標
  • チームが協力して患者に質の高い看護を提供する
    (教育チームと退院支援チームが中心となり取り組む)
  • チームで協働し業務改善を実践・評価ができる
    (業務チームが中心となり取り組む)

産科

4階西病棟

4階西病棟は、内科・腎臓内科の病棟です。

当病棟では、内科系のさまざまな病気の患者さんが安心して過ごすことができるよう看護カンファレンスを行い、療養上の様々な問題解決にむけて取り組んでいます。

COVID-19対策で面会ができない中、ご家族の方々の不安を軽減するため担当看護師を軸として対応させていただいております。

患者さんとそのご家族の思いや価値観を大切にし、院内における多職種連携、さらに地域の保健・医療・福祉関連の皆様と連携し、切れ目のない看護ケアを目指しています。

また、新人・経験者を問わず働きやすい職場となるよう、業務改革に取り組んでいます。

2023年度 4階西病棟目標
  • 患者の安全を考えた質の高い看護を提供する
  • 業務の安全と効率化を考えた業務改善を実践する

5階東病棟

看護部5階東病棟は、循環器内科、心臓血管外科、整形外科の混合病棟です。

心臓カテーテル治療や心臓血管外科手術を受けた患者さん、外傷や転倒で骨折した患者さんが入院しています。急性期から慢性期、退院までの患者 さんを一貫して看護しています。

私たち看護師は、患者さんのケアを安全に提供しつつ、患者さんの社会復帰への一助となるように医師や他職種と協力しながら心のこもった看護を 行っています。

様々な病期の患者さんを幅広い知識・技術でサポートできるように、日中は1人の患者さんに対して看護師2人で対応しています。

スタッフ一同、患者さんの回復を何よりの喜びとし、チームワークよく元気に頑張ります!

2023年度 5階東病棟目標
  • チーム活動を強化し、看護実践能力を高める
    (整形外科看護チーム、認知症看護チーム、心リハ・心不全看護チーム)
  • 看護業務を安全かつ効率的に進める5S活動に取り組む
    (5S:整理、整頓、清掃、清潔、習慣)

5階西病棟

5階西病棟は、脳神経外科・神経内科・外科・泌尿器科の混合病棟です。

当センターは地域の拠点病院であり、新宮市を中心とした広域から患者さんを受け入れています。

脳卒中や頭部外傷の緊急入院や緊急手術はもちろん、脳梗塞発症初期に対しての治療法であるt-PA療法(血栓溶解療法)や外科・泌尿器科では、内視鏡、腹腔鏡を使った手術や開腹手術を行っています。

手術のほかに、放射線治療や化学療法(抗がん剤治療)なども行っています。

看護師二人がペアとなり患者さんの観察や看護ケアを行い、安全・安楽な看護の提供を目指しております。また、コメディカルと協働し患者さんの個別性を重視した、日常生活援助や退院支援を実施しています。

スタッフ一丸となり、笑顔とチームワークを心がけ、より良い看護が提供できるよう取り組んでいます。

2023年度 5階西病棟目標
  • 担当看護師としての役割を強化する
  • 看護業務の改善を行い実践し評価する

看護部

6階病棟

令和3年から、新型コロナ感染症対応病棟として運営しています。
新型コロナ感染症が収束した時には、地域包括ケア病棟として再開する予定です。

2023年度 6階病棟目標
  • COVID-19感染症の入院対応を標準化し医療者間で共有する
  • COVID-19感染症の入院患者、家族が治療内容と治療期間を理解し療養できる

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