救急部

新しい体制

救急部は、平成13年5月、新宮市民病院が当センターに移転整備されたと同時に発足いたしました。以前は、救急患者をそれぞれの診療科ごとに受け入れていましたが、現在は救急外来の窓口を統一し、救急搬送患者や時間外受診の患者に対して、どの診療科の受診でも全て受入れ、一次救急から高度専門治療が必要な高次救急まで対応することができます。また、夜間は、当直医師が救急外来患者に対する診療を行い、必要に応じて各科の専門医師を呼び出すことができます。また、看護師も24時間常駐しています。救急部には、救急室ベット3床、をはじめ、心電計、エコー装置、人工呼吸器、カウンターショックなどが常備されており、救急疾患全般にわたる初期治療を行うことができます。また、専門的先端治療が必要な場合にも素早く専門科に移行対応することができます。

救急患者の緊急処置・手術

  • 消化管出血に対する内視鏡的止血処置
  • 狭心症、心筋梗塞に対するカテーテル法による冠動脈拡張術
  • 大動脈破裂に対する胸腹部血管外科手術
  • 脳出血、クモ膜下出血に対する脳手術、脳梗塞超急性期のt-PA治療
  • 急性腹症に対する開腹手術等
  • 脳梗塞超急性期のt-PA治療

救急外来

地域医療の拠点施設として

救急部という統一した窓口で、初期治療を的確に開始し、専門科の処置、手術へと繋げていく方法は、現在当センターが取りうる最良の方法と考えています。しかし、救急受診の患者は、新宮市だけに限らず、串本町や東牟婁郡全域、三重県熊野市、南牟婁郡、奈良県十津川村など広範囲な地域に及びます。平成22年度における救急外来受診者総数は7,148人、救急車搬送は2,015人、内、入院した患者数割合は約26%となっており、こうした数多くの患者を300床という限られたベット数で受入れなくてはなりません。

このため、地域住民の皆様には当センターが、紀南地域全体の患者を受入れ、高度専門治療を行わなければならない医療施設であることをご理解頂き、他院への転送、紹介があることをご承知置きください。当センターは紀南地域の拠点病院として活動していくものであり、救急部はその誘導窓口として皆様のご期待に添えるよう努力いたします。
どうか、皆様の暖かいご支援をお願い致します。

救急部長 江川 弘光

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