脳神経外科
更新日: 2024年9月26日
診療科の特色
- 超急性期脳梗塞に対し脳神経内科とも連携し血栓溶解療法(発症4.5時間以内)やカテーテル治療による機械的血栓回収術を24時間対応で行なっております。
- 頭頸部閉塞性血管障害に対して頸動脈内膜剥離術やカテーテル治療による頸動脈ステント留置術、バイパス術などを行なっております。
- 脳動脈瘤については未破裂・破裂に関わらず脳動脈瘤ネッククリッピング術を行なっております。カテーテル治療によるコイル塞栓術については現時点では行なっておりません。
- 脳卒中予防を推進する目的でMRI/MRAを中心とした脳ドックを開設しております。
- リハビリテーション科との連携により主に脳血管障害の患者さんに急性期リハビリテーションを行なっております。
- 重症頭部外傷に加えて他科と連携して多臓器外傷に対応しております。
- 脳腫瘍については良性脳腫瘍(主に髄膜種)や転移性脳腫瘍などに対し開頭腫瘍摘出術を行い、当院対応可能な放射線治療や化学療法を組み合わせた集学的治療も施行しております。γナイフなどの定位的放射線治療は基本的に限られた施設で行われており適応のある患者さんは紹介しております。
手術件数
年間平均100症例(その内、高難度直達手術30〜40例、カテーテル治療20〜30例)
入院件数
年間平均210症例
※一般社団法人日本脳神経外科学会データベース事業(JND)に参加しており日本脳神経外科学会会員が所属している脳神経外科施設における医療情報を登録し集計分析を行う事で医療の質向上に役立てるようにしております、ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。
主な対象疾患
脳血管障害:脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳動脈瘤、頸動脈狭窄症など
頭部外傷:慢性硬膜下血腫、脳挫傷、急性硬膜外血腫、頭蓋骨骨折など
脳腫瘍:髄膜種、転移性脳腫瘍などの頭蓋内腫瘍など
※脳腫瘍の種類により化学療法・放射線療法を含めより専門施設への紹介を行う場合があります。
感染症:脳膿瘍など
その他:顔面痙攣、三叉神経痛、正常圧水頭症など
診療スタッフ
川端 将之
- 役職
- 部長
- 卒業年度
- 平成24年卒
- 資格
-
日本脳神経外科学会専門医、日本脳血管内治療学会専門医、
災害派遣医療チーム(DMAT)隊員
中居 俊人
- 役職
- 医長
- 卒業年度
- 平成27年卒
- 資格
- 日本脳神経外科学会専門医、日本脳血管内治療学会専門医
大谷 侃
- 役職
- 医員
- 卒業年度
- 令和2年卒