看護部

ごあいさつ

みなさん、ようこそ!! 新宮市立医療センター看護部のページへ

看護部長 当センターは、平成13年5月に新築移転し今年度で15年目を迎えます。
そして私は、看護部長として無事6年目を迎えることができました。
私が無事6年目を迎えられたのも、周りの人たちのおかげだと、心から感謝しています。
今年度、新しい取り組みとして「地域包括ケア病棟」を開設しました。

 「地域包括ケア病棟」の役割は、①急性期での在宅復帰困難患者の受け入れ、②在宅・生活復帰支援、③在宅患者急変時の受け入れ、の3つが挙げられます。
 看護部では、特に「在宅・生活復帰支援」に力を入れて、取り組んでいこうと考えています。
 当センターは高齢化率が上昇していくこの地域において、地域包括ケアシステム(地域で包括的な支援・サービスを提供する体制)の中核的役割を果たさなければいけません。地域包括ケア病棟は、そのシステムを構築していくための重要な鍵を握っていると考えています。
 地域包括ケアシステムを充実させるためには、地域の多職種のみなさんとの顔と顔が見える関係性が大切になります。そして、行政・入院機能を有する病院・かかりつけ医・訪問看護ステーション・介護施設などと連携し、一人ひとりの住民を支える仕組み作りの中で、病院で働く私たち看護師の役割はとても重要になります。これからも地域の中での当センターの役割、そして看護師の役割をしっかり認識し、「住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができる支援」が行えるように関わっていきたいと考えています。

 当センターは災害拠点病院として災害時には、この地域の「最後の砦」になる、という役割も担っています。
 4月14日から九州地方では大きな地震が頻発しています。17日には当センターのDMATが熊本に向けて出動しました。余震も続く中での出動でしたので、本人たちより周りの私たちの方が不安でした。
 南海トラフ巨大地震が、いつ何時発生するか分からない状況ですが、災害時には職員1人1人が、その役割を認識し、DMATのように勇気をもって行動しなければいけない、と強く感じています。

 私が、病院理念である「良質な医療環境」のもと、「安全・安心・安楽な看護」を実践し、「風通しの良い明るい看護部」を目指し、「根拠に基づいた看護師を育成したい」と思って6年目になります。
 風通しが良くなれば、職場が活性化し、チーム力が向上され、患者さんへの看護の質向上に繋がると信じています。
 そして、ただ医師の指示に従って看護をするだけではなく、指示の裏づけとなる根拠を理解した上で、個々の患者さんのニーズに沿った看護が提供できる看護師を育てたいと考えています。

 看護師の仕事は、決して楽しいことばかりではありませんが、患者さんの笑顔と同僚の笑顔があれば、「よし、明日も頑張ろう」という気持ちになれます。そのような1年になるよう、今年度も気合を入れて頑張ります。

     最後に…  患者さんやご家族に
      「この病院で良かった」「ここの看護師で良かった」
               と言っていただけるようこれからも頑張ります。

看護部長 杉山 文栄

看護部基本理念

私たちは、患者さんの生命の尊厳を守り、安全・安心・安楽な看護を提供します。

看護部基本方針

  • 患者さんと職員の安全確保に努めます
  • 看護倫理を順守します
  • 看護の質の向上に努め、他部門と協働すると共に全人的な看護職員の育成を図ります
  • 地域医療との連携を密にし、看護活動をとおして地域に貢献します
  • 地域に信頼され、必要とされる病院づくりに取り組みます

平成28年度看護部目標

  • 看護倫理に基づいた“思いやりのある行動”を実践する
  • 患者の“生活につながる看護”を提供する

看護体制・看護方式

  • 外来:診療科を4つのブロックに分け、各ブロック単位で看護業務を行っています。
  • 病棟:受け持ち制を併用した固定チームナーシング制をとっています。
    (一部機能別になっています)

勤務体制

  • 病棟は、深夜勤・日勤・準夜勤の三交代制をとっています。
  • 手術室・血液浄化室は、日勤で平日時間外・土・日・祝祭日はオンコール制をとっています。
  • 外来は、二交代制をとっています。

看護部の教育体制

 看護部の教育は、平成17年度よりクリニカルラダーを取り入れています。研修計画の中身は、「レベル別研修」「全体研修」「伝達講習会」など、盛り沢山となっており、少しでも看護職員のニーズに合った研修を提供できるように、看護部教育委員会を中心に頑張っています。

教育理念

病院理念・看護部理念に基づき、患者と地域社会のニーズに応えられる専門職業人として、個人の能力を十分に発揮できる看護師を育成する

教育方針

  • 安全管理能力の育成
  • 看護倫理を追及し遂行する能力の育成
  • 質の高い看護サービスを提供できる人材の育成
  • 地域医療・他部門と協働するための知識の習得と能力の育成

教育目標

  • 安全管理について理解し、安全・迅速・正確に行動できる
  • 倫理的感受性を高め、専門職として自律ある行動ができる
  • 専門職業人としての役割を認織し、主体的に質の高い看護が提供できるよう自己研鑚に努める
  • 新宮市立医療センターの役割を理解し、地域社会のニーズに対応できる能力を身につけることができる

看護部教育基準

  • 看護師の継続教育
    • 1)教育委員は、教育理念に基づいて、教育計画を策定する
    • 2)教育計画に基づいて、教育プログラムを作成し、教育活動を実践する。
    • 3)教育プログラムは、組織のニーズ、看護職員のニーズ、地域社会のニーズを査定して作成し、教育活動を企画・運営・評価する
    • 4)各看護単位では、看護師長、看護副師長が中心となり、教育プログラムを軸に職員個々に合わせた教育計画を査定し、支援する
  • 院内教育の体系と内容
    • 1)クリニカルラダーシステムを活用し、教育プログラムの基、知識・技術・態度の向上と育成を行い、キャリア開発を目指す
      • (1) キャリア開発とは、個々の看護師が組織の目標を踏まえ、各自の能力やライフサイクルに応じて、組織の支援を受けながら臨床実践能力の向上に、自ら取り組むことである。
      • (2)臨床実践能力については、質の高い看護に発展させるため、4つの能力別に、階層ごとの能力開発目標を明示する
        • 看護実践能力:患者の状態に応じた適切な看護サービスを提供するために、豊富な知識と正確な技術を統合し、人間性豊かな態度をも って看護を実践する能力
        • 管理能力:適切な看護サービスを提供するために、看護職に求められている役割や責務を果たす能力
        • 倫理・人間関係能力:患者および家族との信頼関係の確立、医療チームとの協働・連携のためのコミュニケーション技術を高めるなど、 人間関係を築き上げる能力
        • 教育・研究能力:看護の質を保証するために、後輩を育成する能力であり、自らが研究に取り組み、医療の変化に対応できる能力
      • (3)クリニカルラダーの階層は、8階層(+ ナースエイド)に分類し、教育プログラムを作成する
        • 新人:その年度の新卒看護師
        • レベルⅠ:卒後2年目看護師
        • レベルⅡ:卒後3~5年目看護師
        • レベルⅢ(スタンダード):卒後6年目以上の看護師
        • レベルⅢ(ジェネラリスト):卒後10年目以上で、スタンダード評価項目のすべてを「達成」した者が自己申請し、所属師長が推薦し、 教育委員会の承認を得た看護師
        • スぺシャリスト:認定看護師
        • 管理Ⅰ:看護副師長
        • 管理Ⅱ:看護師長
      • (4)クリニカルラダー階層毎の到達目標は下記のとおりとする
      •   到達目標
        新人
        • 指導を受けながら看護計画に沿った看護実践ができる
        • 指導を受けながら基礎看護技術が安全・確実に実践できる
        • 部署の特殊性や業務内容及び、メンバーとしての役割が理解できる
        • 職員としての自覚を持ち、責任のある行動がとれる
        • 部署の勉強会や新人研修に参加できる
        • 看護に必要な知識について、主体的に学習できる
        レベルⅠ
        • 日常の看護が根拠に基づき判断でき、安全に実践できる
        • 顕在化している問題を明確にし、看護過程が展開できる
        • チームメンバーとしての役割を果たし、業務が実践できる
        • 担当看護師としての役割が果たせる
        • 院内研修に参加し、看護実践に活かすことができる
        • 疑問に対して主体的に学習し、研究的姿勢を持つことができる
        レベルⅡ
        • 倫理的かつ実践的知識を活用し、安全・安楽に看護ができる
        • 潜在化している問題を明確にし、個別性を踏まえた看護過程が展開できる
        • 日々のリーダー業務が自律してできる
        • 個々に合わせた指導的役割が果たせる(新人・後輩・学生)
        • 学習課題を明確にして、院内研修に参加し、看護実践に活かすことができる
        • 研究テーマを見つけ、研究に取り組むことができる
        レベルⅢ
        (スタンダード)
        • 熟練した技術と理論的かつ実践的知識を統合した看護ができる
        • 予測を踏まえた判断ができ、長期的展望に立った看護展開ができる
        • リーダーとしての役割を果たし、医療チームと連携を取りながら業務を遂行できる
        • 看護単位において専門性を発揮し、役割モデルとなり、後輩指導ができる
        • 院内外の研修に主体的に参加し、看護実践に活かすことができる
        • 主体的に研究テーマに取り組み、発表することができる
        レベルⅢ
        (ジェネラリスト)
        • 部署における看護実践の役割モデルとなれる
        • 看護計画に基づき行った看護について評価できる
        • 看護実践や業務改善においてリーダーシップが発揮できる
        • 看護単位におけるスタッフ教育・指導的役割がとれる
        • 自己研鑚して看護実践能力を深めることができる
        • 看護研究について積極的に助言ができる
        スペシャリスト
        • 専門領域における看護実践の役割モデルとなれる
        • 一連の看護過程の展開について助言・指導ができる
        • 医療チーム内においてリーダーシップが発揮できる
        • 看護部内において教育的役割がとれる
        • 専門領域のみならず、看護実践能力を向上し、指導的役割がとれる
        • 専門領域における看護研究ができる
        管理Ⅰ
        • 看護実践者としての役割モデルを示し、良質な看護サービスが提供できる
        • 保健・医療・福祉との連携をとり、適切な行動がとれる
        • 部署のリスクマネジメントができる
        • 人材育成をし、OJTの場としての教育支援・実践ができる
        • 部下と協働し、活性化された職場風土を創ることができる
        • 看護研究について自ら助言・推進ができる
        • 看護師長を補佐し、委譲された部署の看護管理業務が遂行できる
        • 職場管理を通し、病院経営に参画できる
        管理Ⅱ
        • 看護単位における人材・システムの管理を行い、質の高い看護サービスを提供できる
        • 保健・医療・福祉との連携をとり、看護管理ができる
        • 部署及び看護部のリスクマネジメントができる
        • 看護職員教育の企画・運営及び教育実践ができる
        • 環境・労働管理ができ、常に働きやすい職場を創ることができる
        • 看護研究について自ら指導・推進ができる
        • 看護部長を補佐し、委譲された看護管理業務が遂行できる
        • 管理者的視点で病院経営に参画できる
        ナースエイド
        • 医療チームの一員であることを自覚できる
        • 必要な知識・技術・態度を習得し、看護補助者としての能力を高めることができる
        • 患者と自己の安全に配慮した行動がとれる
      • (5)クリニカルラダー階層毎の評価確認者と評価時期
        • 新人:自己評価し、担当者(プリセプター)から評価を受け、師長が確認をする。評価は年2回(中間・最終)行う
        • レベルⅠ:自己評価した後に、副師長から評価を受け、師長が確認をする。評価は年2回(中間・最終)行う
        • レベルⅡ:自己評価し、面接時に師長と確認をする。評価は年1回(最終)行う
        • レベルⅢ(スタンダード):自己評価し、面接時に師長と確認する。評価は年1回(最終)行う
        • レベルⅢ(ジェネラリスト):自己評価し、面接時に師長と確認する。評価は年1回(最終)行う
        • スペシャリスト:自己評価し、面接時に看護副部長または所属師長と確認する。評価は年1回(最終)行う
        • 管理Ⅰ:自己評価し、面接時に師長と確認する。評価は年1回(最終)行う
        • 管理Ⅱ:自己評価し、面接時に看護部長と確認する。評価は年1回(最終)行う
          ※ナースエイド:評価項目全てを自己評価した後に、面接時に師長と確認する。評価は年1回行う
      • (6)キャリアファイルの活用
        • 1) キャリアファイルは助産師・看護師・准看護師が主体的に活用できるように、原則自己管理とする
        • 2) 目標管理シートやレベル別評価票、学習履歴(資料)などを一元管理し、自己学習や仕事上の資料として活用する
        • 3) 自己のキャリアを時系列に整理し、自己の成長や変化を確認するツールとして活用する
        • キャリアファイル
    • 2)院内教育の手段
      • (1)職場外(集合)教育(Off-JT)
        教育委員会が「レベル別研修」と「全体研修」を企画・運営する
      • (2)職場内教育(OJT)
        各看護単位の師長・副師長、学習担当者が中心となり、各職場で必要な学習を企画・運営する
      • (3)「学研ナーシングサポート」を活用した学習教育
        全看護師に「ID」と「パスワード」を付与し、自己学習を推進する

pdf 『キャリアアップ概念図』はこちらをご覧ください

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