更新日: 2023年5月 2日

当センターについて

院長挨拶

病院長

御挨拶

ホームページをご覧いただき有り難うございます。
このたび開設者である田岡実千年市長から令和5年4月1日付けで新宮市立医療センター院長を拝命致しました北野陽二(きたのようじ)と申します。これまで当センター整形外科部長、副院長として診療、手術(特に外傷、手外科)を行ってきました。

今春、当センターは大規模な変革がありました。院長、副院長、事務長の交代を筆頭に、医師は約半数が人事異動となりました。図らずも新しい船出となりましたが、職員が一丸となって団結しこの航海を上手く軌道に乗せていくために、拙いながらも舵を取り、精一杯努力していく所存でございます。

医療圏

新宮市立医療センターは新宮市・東牟婁郡の新宮保健医療圏に加え、田辺市本宮町・奈良県十津川村・三重県熊野市及び南牟婁郡からの広範な地域の人口約10万人の医療対象者を受け持ち、急性期病床を中心としつつ、地域包括ケア病棟を含む285床を擁しています。

展望

現状と致しまして、当センターは和歌山県立医科大学の各教室から多くの医師を派遣していただくことで成り立っている病院です。和歌山県立医科大学附属病院と密に連携することにより、当病院が先進的な治療など質の高い医療を提供することで益々魅力的になり、若手の先生方がここで働きたいと思っていただける環境づくりも推進していきたいと考えます。

そして和歌山県立医科大学からのさらなる派遣医師の増員に加え、現在派遣していただいていない診療科にも派遣していただけるよう努力してまいります。

また看護師や他のコメディカルのスタッフをより充足していきたいと思います。今後はより働きやすい環境を整えて地域に根差す病院をスタッフ全員が協力して作り上げていけるようチーム医療を充実させていくことを目標にしています。トップダウン方式ではなくリエゾン方式で行うことで、よりスピーディーに、より細やかな医療サービスを提供できるのではないかと考えます。

新宮市や周辺地域における医療連携も重要な課題です。当センターは急性期治療を主としており、現状では後方病院や施設などへのスムーズな移行に苦慮している部分もありますが、病院、医院、介護施設、訪問看護ステーション等との協力体制をより緊密にしていくことにより地域全体の医療の流れを良くしていこうと思います。

私事ではございますが、半年前に副院長になったばかりでそれまでは整形外科一本やりでした。新宮市立医療センターという船の舵取りをしていく人間としては甚だ力不足です。これからいろいろな職種の方々のご意見を伺い、一つ一つ勉強していきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

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