放射線部

MRI(MRI=Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)

MRIは、磁石と電波を利用して、体内に最も多く存在する水素原子から得られた情報を基にコンピュータで画像を作成しています。MRIの特徴は、エックス線を使用せずに直接任意方向からの断面像が得られ、病変と正常組織の違いを良好なコントラスト(識別能)で描出することが可能です。
様々な病巣を発見することができますが、特に脳や、脊椎、四肢、また子宮、卵巣、前立腺等の骨盤腔に生じた病変に関して優れた描出能が知られています。急性期脳梗塞には不可欠な検査です。
MRI検査は撮影方法や撮影方向が多様にあるため、一度の検査に20分から50分ほどかかります。そのため検査は基本的に予約制です。

注意事項

強い磁場の中で検査を行うため、検査室内への立ち入りには様々な制限があります。特にペースメーカーを装着されている方は、検査室内への立ち入りは禁忌です。また検査の内容によっては絶飲食が必要な場合があるなど、様々な注意事項がありますので、前もって医師から説明があります。検査の直前にも担当技師が再度確認をしますので、ご協力お願いします。

MRI

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