内科

更新日: 2024年4月 2日

診療内容・実績など

ポイント 外来患者数 : 約1,850名 / 月

全国的な医師不足は、当地域でも同様で皆様方には大変ご迷惑をお掛けしています。
当センターの一般内科医は、現在8名、腎・透析内科医が3名で診療に当たっています。
当科は、一般内科医として、消化器、呼吸器、糖尿病・内分泌や血液・造血器、腎疾患など内科全般にわたる幅広い疾患に対する診療を行っています。循環器や神経疾患については、循環器科・脳神経内科と、また病態によっては、消化器外科や胸部外科との院内連携をとりつつ手術適応を決定するなど診療に当たっています。

上記以外の感染症、アレルギー、膠原病などについては、専門医不在のため、一般内科として各医師が診療に当たりますが、症例検討会を定期的に行うなど協力しながら鋭意、診断と治療を行っています。さらに専門性が要求される患者さんについては、県立医大附属病院など高次医療機関との病病連携をとり対処しています。
外来診療ですが、昨年より、呼吸器内科専門医の応援を得、毎月第2、4火曜日の午後、専門外来を予約制で行っておりますので、地域医療連携室を介してご紹介ください。

21年4月より、消化器内科を専門とする医師を迎え、消化器疾患全般の診療をより充実させ、また当該地域はもちろん周辺地域からの消化管出血などの救急医療についても積極的に対応しています。
糖尿病専門医を2名擁し、近年、著しい増加傾向にある糖尿病患者さんに対しまして、より専門性の高い診療を目指しています。定期的に糖尿病教室を行うなど多くの患者さんに生活習慣指導を含め適切な診療を行っています。最近、注目されている心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす“メタボリック症候群”には、この耐糖能異常が大きく関与することは言うまでもありません。20世紀の医療では、早期発見、早期治療が主題でしたが、この21世紀では、生活習慣を是正し、全身の“動脈硬化性疾患”を上流で如何に喰い止めるか、即ち、一次予防医学が命題と言えます。

腎・透析内科医は、各種腎疾患の診断と治療および保存期腎不全から透析(血液透析・腹膜透析)に至るまでの治療や透析以外の血液浄化療法(血漿交換・吸着療法など)、また透析患者さんのシャントトラブルにも対応させていただいています。ちなみに新規の透析導入患者の約4割が糖尿病性腎症と言われており、糖尿病患者の管理の重要性が強調される所以です。

紀南地方の中核病院としての役割を堅持し、より良い地域医療を確保するため、周辺病院との病病連携やかかりつけ医との病診連携を深め、患者さんに“安心と安全”を提供したいと考えています。

※初診は、医療機関からの「紹介状」が必要です。

診療スタッフ

西野 雅之 部長・健診部長
前島 秀哉 部長
中 暁洋 医長
鴻谷 浩武 医長
井上 慎吾 医長
小畑 智彦 医員
師玉 拓季 医員
中尾 光 医員
峯園 浩二 医療監
髙見 勇一郎 非常勤

 

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